街路樹診断に使用するさまざまな器具をご紹介します
外観診断補助器具
貫入試験用鋼棒
根元部から幹部に突き刺し腐朽部位を検索する道具。先端部を貫入した際に発生する手ごたえで腐朽部を発見するものです。
打診用木槌
根元部および幹部を叩いた打音により内部の腐朽空洞を検索する道具。腐朽空洞部は健全部に比べ特異な音がします。
機器診断補助器具
レジ(貫入抵抗測定器)
レジPD型(RESI-PD)
貫入抵抗測定器
IML製 ドイツ
国内では最も普及している診断機器
幹内部の異常部の形状(位置・大きさ)を調べる機械です。細い錐(径3mm、長さ30cm)を数箇所貫入し、その貫入抵抗を紙上に波形記録します。内部に異常がある場合は抵抗が小さくなる傾向があります。
ピカス
音波を用いた断層画像診断機器
Argus-electronic gmbh ドイツ
ツリーガンマ
γ線樹木腐朽診断機
中外テクノス製 日本
アーボソニック3D
多点式応力波速度測定器
Fakopp Enterprise Bt.製 ハンガリー
木材の内部をマップ化して画像化できる
ドクターウッズ
多点式音響波樹木内部診断機器
JFEエンジニアリング製 日本
ツリーレーダー
幹探査レーダ
OYO製 日本
動画で紹介・樹木の機器診断
レジによる樹木診断【測定編】15分
貫入抵抗測定器(レジ)の扱い方、測定方法、メンテナンスについての説明です。