平成17年10月7日に第八回街路樹診断協会通常総会が行われ、7期の事業・会計の報告ならびに8期の事業・会計計画などが議案として上がり、意見交換が行われました。総会後、東京大学 大学院農学生命科学研究科  山田利博助教授による講演 「樹木生態防御システムに基づいた外科技術」が行われました。

□第一号議案 第6期事業報告
 1.総会の開催
第7回通常総会開催:平成16年10月30日(水)13:00〜14:00 
技術講演会の開催:樹木の力学的な面からの診断(堀 大才氏)
 2.常任理事会・委員長会等の開催
平成17年2月15日(火) 委員会活動・支部活動について
平成17年7月 15日(水) 都PT協力等についての報告
平成17年9月 29日(月) 7期事業報告および8期事業計画について
 3.研修・報告会の開催
○大阪支部 診断技術講演会 
平成16年12月2日 診断業務の基礎知識およびγ線診断の実際 
平成17年4月16日 大阪府堺市浜寺公園内のマツ
○九州支部 診断技術講演および研修会 
平成17年4月16日 熊本県熊本市宮島田公園内のサクラなど        
○関東支部 診断技術研修会 
平成16年12月7日 絵画館前イチョウ並木           
東京都“元気な樹木つくりPT(プロジェクトチーム)”への協力参加
 4.共同研究
 東京大学と樹木損傷部の取り扱い方法の開発を目的とする産学共同研究を関東
支部に依頼し、協力して行った。
 5.その他の活動
 ○国土交通省イベント“道の日”協力(街路樹診断パネル紹介)
 ○国土交通省関東地方整備局東京国道事務所(B判定樹木の考え方)
 ○見積書・歩掛提出(東京都、東京国道他)

□第二号議案 第7期会計報告

□第三号議案 会員入会の報告

□第四号議案 第8期事業計画(案)
 1.第8期計画策定にあたって
倒木危険や管理上問題のある街路樹を察知し、しかるべき処置を事前に施すことで、道路交通の安全や生き生きとした樹木を育む事に寄与してきた「街路樹診断手法」が、おかげさまを持ちまして、全国で取り入れられるようになってきました。今日では各都道府県から市町村に至るまで、多くの道路管理者に「街路樹診断手法」を採用頂いています。とりわけ日本各地の国道を管轄する国土交通省での採用は、全国に波及する上で大きな転機となりました。
街路樹診断協会では全国での診断要請に答えるべく、東京、大阪、九州で支部を開設し、地域における診断実施体制を整えてまいりました。各支部会員の熱意と努力、そして関係各位のご協力により、このような診断の広まりと信頼される街路樹診断体制が構築できて来ましたことは喜ばしい限りです。

しかし、街路樹診断の普及に伴い健全な街路樹が増えている反面、土木工事や高架線工事に伴う無残な剪定や傷、無知による誤った処置、将来を考えない街路計画などにより、街路樹のおかれた環境はまだまだ苛酷であるとの感は否めません。
そのような中、最近では倒木危険の診断に限らず、樹木管理全般にわたる問い合わせや技術的指導の依頼などが当協会に要望されるようになってまいりました。とりわけ東京都よりの「元気な樹木づくりプロジェクト」への参画依頼は、われわれ協会員に取りましても誇らしく、感心の高い事業になっています。

そこで、今期の事業計画に際しては、全国に診断を正しく波及させるための展開と、街路樹管理全般に対して提言できる活動を推進していきたい所存です。おりしも国道の診断が各地に広まっています。全国での診断体制をより充実していくには、各地における支部展開をより推進していく事が必要です。街路樹管理に対する多面的な提言を可能にするには、協会員の更なる技術力の向上と平準化が必要です。同時にマニュアル作成やデータ蓄積によるバックアップ体制の強化も欠かせません。
以上の点を充実すべく今年度の事業計画は次に記す内容で推進したく存じます。事業の推進に当り、会員各位の積極的な参画とご協力をお願い致します。

 2.基本方針
「健全な街路樹を育む事を目的に、樹木管理全般にわたる提言を可能とする取り組みを行なう。」
「支部展開活動を通じ、当協会の全国認知をより高める。」

 3.事業計画
○管理者への提言、認知活動
東京都「元気な樹木づくりプロジェクト」への参加を通じて、樹木管理のあり方、診断のあり方を示唆すると共に、新しい管理技術の定着を図る。
また、全国的に正しい街路樹管理のあり方の定着を目的に、管理者へのPR継続を行なう。
○全国支部展開への取り組み
診断の広がりにともなう受け入れ態勢を整備すべく、また、正しい診断手法の更なる普及を図るべく、新たな支部の設立に取り組む。今年度においては、東北や北陸方面の支部設立の準備を行なう。
○技術研修会の開催
(1)支部交流研修会の開催
最新診断技術研修会や各地での診断事例を基にした研修会を開催し、支部間の交流を図る。
(2)新人研修
会員技術レベルの維持と平準化を図る事を目的に、新入会員向け研修を引き続き実施支援する。
(3)支部研修の実施
支部活動の活性化と技術の向上、当協会活動のアピールの場として、各支部にて研修会を実施する。必要に応じて本部から講師を派遣すると共に技術や資料などの提供を行なう。
○学術分野との連携
(1)共同研究
樹木傷口取り扱い方法の開発を目的とする、東京大学との産学協同研究を継続する。(2)学会への参加・連携
樹木医学会や造園学会など学術分野との連携を図り、先端技術情報の入手や当協会技術の発信・普及を図る。その場として、パネル展示などの学会発表、継続的な学会誌への投稿を行なう。
○会員サービスの向上事業
診断事例データベース化、ホームページの充実、簡易診断手法マニュアル作成、10周年記念事業積立、などの事業を今年度も引き続き行なう。
○「The Face Of Failure」の出版会員へのサービスの一環として、また、当協会の認知と技術の普及を図る目的で、専門誌の出版を行なう。一昨年のC.Mattheck著、堀大才翻訳「樹木のボディランゲージ入門」の出版に引き続き、今年度も同様にC.Mattheck著、堀大才翻訳による「The Face Of Failure」の日本語訳本の出版を行なう。

□第五号議案 第8期予算(案)

□第六号議案 その他