樹木が発信するボディランゲージの研究から、VTA診断を提唱し、樹木診断技術の国際的発展に貢献したドイツのマティック博士が、ドイツ環境基金の権威ある賞であるドイツ環境賞を受賞いたしました。
マティック氏は本年5月に来日し、当協会主催の講演会にて講演を行っていただいているほか、当協会の名誉会員でもあります。

■ドイツ環境基金について
DBU(Deutsche Bundesstiftung Umwelt)
ドイツ環境基金は1990年にドイツの大蔵大臣が創設した基金で、環境に関するプロジェクトや環境関連の事業をサポートしています。
ドイツ環境賞受賞式の模様(マティック博士のWEBサイトへリンク)
ドイツ環境賞についての記事(米国ドイツ大使館:英語)

当協会主催の講演会の模様


■マティック博士とVTA診断
ドイツのカールスルーエ研究センターの教授であるマティック博士は、生体力学に基づいた独創的な研究によって樹木の反応を解明しました。樹木に対する研究は、これまで生理学的見地に基づいた理論で成されてきましたが、力学的視点から樹木に対する見解を示しました。そして博士が提案したVTA診断(Visual Tree Assessment)は国際的に高い評価を得、世界各地で実施されています。
VTA診断は樹木の重大な欠陥を、外観症状と計測機器による検査で見つけ出す事を可能としました。樹木の倒木や枝折れなどによる事故を未然に防ぐための診断として活用されています。